アジア新風土記(89)マラッカ - 2024.11.15
アフガニスタン 戦禍からの再生・希望への架け橋
タリバン政権は過去の教訓を活かせるか。日本在住のアフガニスタン人医師が綴る、祖国の歴史と現状、真の復興への熱い想い
著者 | レシャード・カレッド 著 |
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ジャンル | 社会 > 各国事情 社会 > アジア |
出版年月日 | 2023/06/10 |
ISBN | 9784874988510 |
判型・ページ数 | 4-6・248ページ |
定価 | 本体2,000円+税 |
在庫 | 在庫あり |
アフガニスタンにいま何が起こっているのか--。
2021年8月15日、米軍の完全撤退を前にイスラム主義勢力のタリバンが首都カーブルを制圧し、2001年の9.11同時多発テロに端を発した対テロ戦争で崩壊した当時のタリバン政権は、「復権」を果たした。混迷の度合いは深まるばかりだが、世界の関心はウクライナとロシアへ移り、この国の動向はあまりに情報が少ない。40年を超える外国の侵略と内戦によって国土は破壊され、国民の絶望感は極限を超えているといわれている。
日本在住のアフガニスタン人医師で、永年にわたり医療・教育を中心にアフガニスタン復興支援に心血を注いでいる著者レシャード・カレッドは、この実態を生んだ歴史的経緯を詳細に記し、最新の現地視察報告を含め、自身の歩み、アフガニスタンの将来、タリバンとの向きあい方などを提言する!
2章 タリバンの「権力」再掌握
3章 私の歩んできた道
4章 アフガニスタンが歩んだ道
5章 中村哲先生の生き方に学ぶ
関心をもつことからすべては始まる
6章 アフガニスタンの将来のために
コラム=レシャード・カレッドの眼
【心の声を聴いて、診る】