アジア新風土記(89)マラッカ - 2024.11.15
橋の下のゴールド
スラムに生きるということ
フィリピンの貧困と格差問題は、依然として深刻を極めています。臓器移植が一部合法のため、頻繁に闇ビジネスが横行しています。その犠牲者の多くがスラムで暮らす子どもです。
本書は一人の女性がスラムに日々足を運び、路上図書館を開き読み書きを教え、生きる尊厳を人々に伝え続けた心揺さぶられる記録です。
タイトルの「ゴールド」とは極限的な貧困からいつか抜けだそうと必死に生きる人々の人間としての尊厳に重ねたものです。
フィリピンの貧困問題に長年尽力した一人のボランティアが社会に一石を投じた感動のルポルタージュ!
卒業証書
橋
恩赦
足の片っぽう
ジャンパー
再定住
バヤニハン(助け合いの精神)
私の隣人
渡したいの弟
信号
センター
友情のブレスレット
安定した仕事
遠足
手紙
変化
エピローグ