アジア新風土記(89)マラッカ - 2024.11.15
北朝鮮の核兵器
梅林宏道の仕事の深層1
日本の近隣に新しい核武装国を生み出している事実ほど、日本の核軍縮外交の失敗を示すものはない。
北朝鮮の核兵器とミサイル開発についてのファクト(事実)を整理・分析し、それを巡る国際政治の歴史と現状を考察する。
日本をすっぽりと射程内に収めるノドンがいよいよ核弾頭をつける能力が見えてきた段階を見据え、私たちにとっての北朝鮮の核問題は何かを問う。その中で、北東アジア非核兵器地帯の構想の意味を考える新機軸の論考。
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序 章 視座を正す
1 朝鮮半島分断と日本の植民地支配
2 核兵器:世界の中の北朝鮮
第1章 初期の核開発(1950年代~1992年)
第2章 束の間の春へ(1993年~2000年)
1 94年危機と朝鮮半島エネルギー開発機構
2 朝鮮半島の春
第3章 米ネオコン政治と6か国協議(2001年~2008年)
1 「悪の枢軸」路線の失敗
2 6か国協議の成果
3 6か国協議の行き詰まり
第4章 並進路線と戦争抑止力(2009年~2017年)
第5章 希望と期待(2018年~)
1 二つの歴史的首脳会談
2 問われる日本
第6章 核・ミサイル技術の現状
1 核兵器と核物質
2 運搬手段
■巻末資料
■参考文献
■『北朝鮮の核兵器』関連年表
■韓国、北朝鮮=人名索引
◎あとがき