アジア新風土記(98)フィリピン前大統領の「罪」 - 2025.03.31
子どもの願い いじめVS.12の哲学

親からの虐待、対立、家族からの疎外感。学校にも家庭にも居場所のない子どもたち。
生きづらさはなお深まって来ているのが現状です。
本書は、家庭に愛情を求めるも叶わず、暴力や暴言へ走る子どもたちの事例を示し、
そこへ教師として何をすべきなのかを「12の哲学」という形で導き出します。
子どもから「孤独」を取り払い、前を向いて生きる力をいかに与えるか、家族との関係を軸に紐解きます。
1 ネコが友だち、さよなら家族 背景を理解する
2 相手にされない、いつも遅刻 居場所をつくる
3 アイドルのちから 子ども力を借りる
4 おとなは敵だった、殴られた私 家庭との共同
Ⅱ章 世の中の仕組みがいじめ
5 賞味期限が切れたヨーグルト 内なる他者、もうひとりの自分
6 どっぷり能力主義 弱者との連携
7 万引きのわけ 友だち探しの旅
8 飛び降りて死んでやる、消された存在 まわりを変える
Ⅲ章 なにがあっても生きろ
9 私は捨てられた 個と集団、授業で他者理解
10 愛情満タンお願いします ヘルプを求める力
11 暴力№1、男の交換ノート 否定の中の肯定
12 うちはこれでも12歳 二者関係から三者関係へ