アジア新風土記(93) マカオの返還25年 - 2025.01.16
韓国のヒロシマ
韓国に生きる被爆者は、いま
著者 | 鈴木 賢士 著 |
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ジャンル | 人文・歴史書 > 歴史 |
シリーズ | フォトドキュメントシリーズ |
出版年月日 | 2000/08/15 |
ISBN | 9784874982433 |
判型・ページ数 | A5・160ページ |
定価 | 本体1,800円+税 |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
現在、韓国に生きる被爆者は約一万人、その多くが韓国南部ハプチョンの出身だ。そこには軒並み被爆者の集落もある。ここは“韓国のヒロシマ”と呼ばれる。被爆後の半世紀、人々はどんな思いで日々を生きてきたのだろうか?
その肉声を全身で聞き、その姿を正面からカメラに収めたフォトドキュメント!
日本人だけでなかったヒバクシャ
韓国人が大量に日本に居たのは?
2 陜川出身者に集中した理由
大正以来陜川→広島ルート
「ここは第二のヒロシマだ」
3 “軒並み被爆者”の村落を訪ねて
20軒中9軒が被爆世帯──栗谷村・楽民
被爆二世が支える高齢化農業
4 韓国被爆者の“肉声”を聞く
全身のケロイドが語るもの
「早くお迎えがこないかな」
「結婚にひびくから写真はダメ」
「ぶんなぐってやりたい」
5 問われる日本の責任と補償問題
四カ国被爆者の共同行動
二つの“被爆者援護法裁判”
底をつく“人道的支援”
ドイツと日本の決定的な違い