アジア新風土記(89)マラッカ - 2024.11.15
楽しい「授業づくり」入門
子どもを主人公にした、動きのある、話し合いのある、落ちこぼしを出さない、子どもがイキイキする授業をどう作るかをポイントを整理して伝授!
家本芳郎の「授業づくり」が楽しくなる本、待望の復刊!
1 講義式授業よ、さようなら
壁に向かって独演会?
時代は変わり、子どもも変わった
2 変わってきた「楽しさ」
「わかる」から「楽しい」の時代
「楽しい」から「わかる」の時代
3 「楽しさ」を演出する
子どもの求める「楽しい」授業
楽しさの〝しかけ〟
4 授業の型を破る
型にとらわれすぎると失敗する
型破り例
5 好きな教師の授業は楽しい
教師が好きになると力も伸びる
子どもに嫌われる授業
授業をする側の最小限のけじめ
子どもに好かれる授業
Ⅱ 「動き」のある授業をつくる
1 授業を左右する教師の言葉
授業のなかの教師の言葉
わたしの失敗体験
わからせる「説明」の技法
子どもの頭の中を活性化する「説明」
頭の中のテレビに映して
楽しい話で知識を定着
「三つのせん」を言わせない
2 からだを動かす
単調さを破る方法
あったまり体操
3 バラエティーのある学習活動
複雑な学習活動の形態
かんたんにできること
掛け図一枚がものをいう
ビデオテープでもう一度
さまざまな視聴覚教育
「動作」を取り入れた授業
劇化と「ごっこ」遊び
「ゲーム化」でからだに刻む
Ⅲ 「話し合い」のある授業 1 なぜ「話し合う」なのか
子どもが活躍する
「話し合い」さまざま
「学習」の語源
「話し合い」が開く新しい世界
「話し合い」の前提
2 「話し合い」をつくりだす基礎作業
なぜ、発言しないのか
準備以前の〝基礎作業〟
質問に答えさせることから始める
質問することを教える
六六バズセッション
ディベートで遊びながら
埋もれている意見を引き出す
3 感想や意見の述べかたを教える
教師の指導言とは
感想の言いかたを教える
むだな話し合いを避けるには
全員に感想や意見をもたせるには
グループのとりくみのスタイル
いい発問が多様な意見をつくる
Ⅳ 落ちこぼしを出さない授業
1 みんながわかる、できる授業を
みんなが答えられるように手を打つ
なぜ、みんながわからなくてはならないのか
2 授業の準備で大切なこと
なんといっても教材
授業を構想するさいの三つの要素
3 子どもはどこでつまずくか
落ちこぼれを生む「七つの階段」
「七つの階段」での教師の指導
指導が入ったかどうか、なんで調べるか
挙手発言と自由発言
自分の授業のスタイルをつくる
4 子どもどうしの援助と激励
学習観の指導
仲間にはたらきかける子ども
学習グループのなかの助け合い
学習グループが生き生きと動くには
Ⅴ 授業のシミュレイションを楽しもう
1 授業の「細案」をつくる
子どもを読む
あるシミュレイションの例
正答しか頭にない授業の悲惨
間違いの予想から用具準備もできる
2 教科で異なるシミュレイション
十層に分化する
個人指導を支える合意のルール
名指揮者の「指導言」
Ⅵ 授業のまとめをどうするか
1 テストによるまとめ
テストのもつ四つのねらい
評価するものが評価される
2 テストと授業の関係
ある理科教師の発想転換
テスト問題は授業のなかから生まれる
3 いろんなまとめかた
教師のまとめ
子どもと共同作業のまとめ
4 「学ぶ力」を育てたか
学びかたを教えたか
「一を聞いて十を知る」力を育てる
究極の目標は自学自習の力
みんなで学ぶなかでも育つ
あとがき