アジア新風土記(90)マラッカ王国と琉球王国 - 2024.12.02
プ-チン政権の闇
チェチェン戦争・独裁・要人暗殺
大国ロシアで何が起こっているのか!?絶大な権力を集中させるプーチン大統領の陰で、謎の死を遂げる記者や元外交官たち。彼の狙いは何か!?ロシア・ウォッチを続けるジャーナリストが、独自の取材源をフルに駆使し、今もっともアンタッチャブルなプーチン大統領の『闇』を白日の下に晒す!
人間が消えていく
死を賭して報道したチェチェンとは何か
二一世紀の民族抹殺計画
ポリトコフスカヤ記者が書いた五一一本の記事
モスクワ劇場占拠事件で交渉役
死者三三〇人の学校人質事件
毒殺未遂事件の真相
モスクワ劇場占拠事件の交渉の中身とは
犯人グループとの交渉を潰された
数百年の侵略の歴史
二一世紀とは思えないロシア軍の蛮行
私も逮捕され息子の写真を見せられて尋問
強姦殺人のロシア軍大佐が復権
ロシア全土で繰り広げられるチェチェン人弾圧
国際機関が虐殺証拠隠滅
犯人のうち一人は学校の生徒だった
「反テロ戦争」という大ウソ
ソビエト帝国の復興
暗殺される直前に書いた未完の原稿
あるチェチェン人への拷問
ポリトコフスカヤ記者が入手したビデオテープ
Ⅱ章 邪魔者は消せ──元KGB将校暗殺事件
チェチェン戦争はFSBのテロそのもの
一九九九年九月の連続爆弾テロ
リャザン事件──三人の不審者と幻のアパート爆破未遂
爆弾テロ遺族「あれはチェチェン人たちの仕業とは思わない」
学校人質事件もロシア特務機関が関与か?
犯人を指揮したのはスラブ系の人物
共通する証言は「スラブ系の外貌・金髪・訛りのないロシア語」
犯人はオセチア語を話していた
特殊部隊突入時にゲリラは体育館にいなかった
当局筋でさえロシア将校の関与を指摘
「アンナを殺したのはプーチンだ!」
Ⅲ章 暗殺大国ロシア──要人の暗殺
ロシアの自由を後退させたチェチェン戦争
民主勢力と言論の自由に「復讐」
ソ連・ロシアの特務機関の仕事は?
民主改革派の下院議員ユシェンコフの暗殺
マフィアと特務機関の関係をあらわす暗殺
「ノーヴァヤ・ガゼータ」紙、副編集長の毒殺
死刑執行停止中の見せしめ処刑
海外で暗殺活動再開
歴代チェチェン指導者は軒並み殺害
Ⅳ章 ジャーナリストは敵である
報道の自由度、ロシアは世界一四七位
チェチェンで殺された女性記者
殺害された記者のリスト
剣の上を歩くジャーナリスト
専制政治と民主制の中間にあるメディア状況
最後の砦、インターネットも危うい
「ノーヴァヤ・ガゼータ」紙編集長の嘆き
Ⅴ章 国際NGOの八割を「非合法化」
NGO弾圧法の威力
ロシア・チェチェン友好協会──事務所閉鎖と罰金刑
「密告法」復活で警察国家へ逆戻り
モスクワとサンクトペテルブルクで反政府デモを粉砕
〝プーチン・ユーゲント〟の暗躍と街頭行動
ネット右翼が少数民族へ爆弾テロ
国外で裁かれる暗殺大国ロシア
平和行進で知り合ったズーラ
強制収容所へ
Ⅵ章 そして、わが祖国日本は…
身近なものへの批判こそ重要
日ロ両国のマスコミは完全に政権支持
小泉・安倍劇場とプーチン劇場
北朝鮮とチェチェン
戦争体制確立のために権力がしていること
看過できない自衛隊の対国民スパイ活動
まだ、間に合う
あとがき