アジア新風土記(98)フィリピン前大統領の「罪」 - 2025.03.31
小学生への読みがたり・読みきかせ 低学年編

子どもの読書ばなれに文部科学省も読書指導をすすめる。では、どのように指導したらいいのだろうか──!?
永年、子どもの読書にこころを寄せる「この本だいすきの会」の実践者が、子どもたちを素敵なブックワールドへといざない、本好きにさせる、多彩で具体的なアイデアを一挙紹介!
「これだけは出会わせたい」ブックリスト付き!
I 読みがたりのすすめ
読みがたりは、教師の子どもたちへの愛……小松崎 進
話の世界に魅せられる子どもたち
登場人物の行為、行動に着目する子どもたち
ことばのおもしろさに気づく子どもたち
絵本や物語で生きる力をもらう子どもたち
II いつでも、どこでも━読みがたり・読みきかせ
ことばに敏感な子どもたちと楽しむ世界……中村美智子
入学式の日から読みがたり
楽しみながら言葉を獲得
「わたしににあうかしら…」
読みがたりから派生するもの
毎日の読みがたりで成長する子どもたち……水野小夜子
『かえるくんのとくべつな日』を読む
「ねぼすけスーザ」シリーズを読んで
毎日読むことの大切さ
教師生活の喜び、苦しみの中で
ゆっくり、のんびり、心で遊べる時間……松本アイ子
心遊びができる『きょだいなきょだいな』
子どもの心の中の願いにピッタリ『おおきなきがほしい』
机の上にポタポタと涙が…『おこりじぞう』
ムシに夢中で読みきかせは無視?『だんまりこおろぎ』
わが「読みがたり」日記……竹内 秀曜
一学期──「カミイ」と子どもたち
運動会の日にも──九月二一日
子どもと本の出会いを考える──九月二三日
私の読みがたり、いつでも
私の読みがたり、どこでも──九月二五日
作者への手紙を書く──九月二六日
最上さんへの手紙
保護者の協力もえて──九月二七日
いい土を作ろう
お話に引き込まれる不思議な世界……斎藤 まき
『おばけ桃の冒険』の世界にひたる子どもたち
思いがけず『だれも知らない小さな国』読破
コロボックル、その後
心を解放し、感性を育てるもの……坪松 早苗
最初に読んだ一冊
多動児の隠れていた力
みんな、それぞれに出会う本
どの子にも豊かな感性を
子どもたちと私の大きな楽しみ……波佐間美和子
どんなお話かな、じっと聞く子どもたち
つぶやきいっぱい、にぎやかに楽しむ
子どもたちの生活に合わせて本を選ぶ
あれ、子どもたちの様子が変だぞ!
みんなで作り出す一つの空間
読みがたりを続けて見えてきたもの
子どもたちのあの顔に会いたくて
子どもたちとみんなで楽しんだ読みがたり……藤田敏子
四月 読みがたりスタート
ことばあそび=詩を楽しむ
五月 たんぽぽみつけたよ
六月 読書旬間の取り組み
八月、九月 「おれはかまきり」を読んで
一〇月 ブックトークにチャレンジ
ブックトークを終えて──子どもたちの感想より
一一月 再び『ぼく』──絵本づくり
一月、二月 『びゅんびゅんごまがまわったら』
私の教師生活を支えてくれた読みがたり……松井 良枝
本の内容を遊びにして楽しむ
教え子たちが教えてくれたもの
問題をもつ子へのアプローチ
学校で地域で、本の渡し手として
楽しいひととき──全校読みきかせ……平川 政男
全校朝会での語りはじめは「うた時計」
語り、読むことの喜び
大きな声でゆっくりと──思い出に残る本
教室でもやろう──全教室での「読みきかせ」
学校全体での「読みきかせ」に取り組んで
一つのブックリスト──これだけは、読みがたろう
あとがき