アジア新風土記(89)マラッカ - 2024.11.15
みんなで考える 国語の授業
先生! 国語って読めば分ることを何でまたやるんですか?
国語って主観の押しつけでしょ?
なんで授業で読むと、おもしろくないんですか?
中学生って発言するんですか?
こんな 「国語をめぐる様々な疑問」に答える授業を用意しました。
つまづきがちな文章の「読解」、扱いに迷う「詩や俳句」、「文法や技法」の意味。
おもわず生徒たちが身を乗り出し、発言したくなる国語の授業がここにある!
国語の授業で使える「ネタ」「教材」や、「リモート授業」でのひと工夫も公開します。
① 授業がはじまる前に
② 1時間目 最初の授業
③ 2時間目 オリエンテーション
④ 3時間目 尾崎放哉「咳をしてもひとり」
⑤ 4時間目 金子みすゞ「ふしぎ」 学習リーダーをつくる
⑥ 4時間目 変な表現を探せ!
⑦ 4時間目 技法を読む
⑧ 5時間目 反復法は強調なのか
⑨ 5時間目 混乱する私
⑩ 5時間目 みんなのふしぎはどこへ行ったのか
⑪ 6・7時間目 基本事項を押さえる
⑫ 8時間目 「話す」「聞く」コミュニケーションの授業
⑬ 「楽しい」授業って何だろう
⑭ 若月さんからの電話 学校スタンダードと私
第2章 文学の授業をつくる
1 まずはひとつ
2 少年の日の思い出
ふたつの思考停止
「非の打ちどころのない」エーミール
エーミールの子どもらしさ
校長先生登場
3 走れメロス
暴君ディオニスに切り込む
王に、いったい何が?
山賊の「謎」
白熱する話し合い
何がメロスを走らせているのか
調子のいい人たち
王の誘惑
4 故郷
犯人は誰だ
残った容疑者
思いがけない指摘
シュンちゃんの謎 世界の中の私たち
なぜ私は気づかなかったのだろう
5 第3章の疑問に答える
第3章 リモートによる国語の授業記録
① リモート授業の依頼
② ちょっと緊張しています
③ 実験 リモートで音読
④ 「分からないこと」から始めよう
⑤ 続々と届くチャット
⑥ 肯定面と否定面
⑦ 「たった一文字」からの読む
⑧ 教室にいろんな人がいる意味
⑨ 風向きはどっちだ
⑩ 私、やっぱり気に食わない
⑪ 教師のアップデート
⑫ 私の失敗
⑬ GIGAスクール構想と私たち
あとがき