アジア新風土記(93) マカオの返還25年 - 2025.01.16
心理学者が考えた「心のノ-ト」逆活用法
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うさんくさい道徳的な子ども像を強要し、「愛国心」を注入する「心のノート」。心理学者・河合隼雄氏が座長となって作られたこの補助教材は、2002年4月、突然、全国の公立小中学校に配布された。本書はこのアブナイ教材を逆手にとって、子どもたちの批判精神を育てる授業づくりを提案する!
「心の時代」の時代性
「心のノート」の登場
「心のノート」の基本的構成
カウンセリングとの共通点
子どもたちへの影響は?
「心のノート」をどう“活用”するか
Ⅰ 「こころのノート」小学校1・2年
「きょうをたのしい日にしよう」(表紙裏)
「このノートのつかいかた」(4~5ページ)
「あなたのことをおしえてね」(8~9ページ)
「気もちのいい一日」(12~15ページ)
「がんばってるね!」(16~19ページ)
「よいことすすんで」(20~23ページ)
「うそなんかつくもんか」(24~27ページ)
「あいさつはこころのリボン」(30~33ページ)
「あたたかいこころをとどけよう」(34~37ページ)
「ともだちといっしょ」(38~41ページ)
「ありがとうをさがそう」(42~45ページ)
「生きものをそだてよう」(48~49ページ)
「そとであそぼう」(50~51ページ)
「みんなみんな生きているよ」(52~55ページ)
「こころいっぱいにかんじよう」(56~59ページ)
「みんなのものだもん」(62~65ページ)
「かぞくが大すき」(66~69ページ)
「おせわになってます!」(70~73ページ)
「あなたがそだつまち」(74~77ページ)
「こころのアルバム」(78~79ページ)
「見ることもさわることもできない『こころ』……」(裏表紙の手前)
Ⅱ 「心のノート」小学校3・4年
「わたしにはある……」(表紙裏)
「心のノートをひらいてみよう」(4~5ページ)
「そっと自分に聞いてみよう」(6~7ページ)
「ふみ出そうひとり立ちへのたしかな歩み」(12~15ページ)
「よく考えることがあなたをもっとのばす」(16~19ページ)
「『今よりよくなりたい』という心をもとう」(20~23ページ)
「勇気を出せるわたしになろう」(24~27ページ)
「自分に正直になれば、心はとても軽くなる」(28~31ページ)
「礼ぎ──形を大切にして心をかよわせ合う」(34~37ページ)
「思いやりの心をさがそう」(38~41ページ)
「ひとりじゃないからがんばれる」(42~45ページ)
「みんなにささえられているわたし」(46~49ページ)
「植物も動物もともに生きている」(52~55ページ)
「生きているってどんなこと」(56~59ページ)
「自然の美しさにふれて」(60~63ページ)
「やくそくやきまりを守るから仲よく生活できる」(66~69ページ)
「みんなのために流すあせはとても美しい」(70~73ページ)
「わたしの成長を温かく見守り続けてくれる人……家族」(74~77ページ)
「学校はどんなところ?」(78~81ページ)
「わたしたちの心を育ててくれるふるさと」(82~85ページ)
「わたしたちの国の文化に親しもう」(86~89ページ)
「季節を感じる心をみがこう!」(90~91ページ)
「心に残したい言葉」「自由黒板」(92~95ページ)
「また、新しい春が来た……」(96ページ)
Ⅲ 「心のノート」小学校5・6年
「君たち。君たちはつねに晴れあがった空のように……」(表紙裏)
「これがいまのわたし」(4~5ページ)
「自分の一日は自分でつくる」(10~13ページ)
「夢に届くまでのステップがある」(14~17ページ)
「自由ってなんだろう」(18~21ページ)
「まじめであることはわたしのほこり」(22~25ページ)
「好奇心が出発点」(26~29ページ)
「自分を見つけみがきをかけよう」(30~33ページ)
「心と心をつなぐネットワーク」(36~39ページ)
「あなたの心にあるそのあたたかさ」(40~43ページ)
「友だちっていいよね」(44~47ページ)
「よりそうこと、わかり合うことから」(48~51ページ)
「『ありがとう』って言えますか?」(52~55ページ)
「生きているんだね自然とともに」(58~61ページ)
「いま生きているわたしを感じよう」(62~65ページ)
「大いなるものの息づかいをきこう」(66~69ページ)
「いきいきしている自分 かがやいている仲間」(72~75ページ)
「ぐるりとまわりを見渡せば……」(76~79ページ)
「どうしてゆがめてしまうのか?」(80~83ページ)
「働くってどういうこと?」(84~87ページ)
「わたしの原点はここにある」(88~91ページ)
「学び合う中で」(92~95ページ)
「見つめよう わたしのふるさと そしてこの国」(96~99ページ)
「心は世界を結ぶ」(100~103ページ)
「道はつづく」(112ページ)
Ⅳ 「心のノート」中学校
「自分さがしの旅に出よう……」(表紙裏)
「あなたがしるす心の軌跡」「私の自我像」(4~5ページ)
「はじめの一歩」(6~7ページ)
「いまここに23の鍵がある」(8~9ページ)
「元気ですか あなたの心とからだ」(14~17ページ)
「ステップアップのために」(18~21ページ)
「自分のことは自分で決めたい」(22~25ページ)
「自分の人生は自分の手で切り拓こう」(26~29ページ)
「自分をまるごと好きになる」(30~33ページ)
「心の姿勢」(34~35ページ)
「礼儀知らずは恥知らず?」(38~41ページ)
「『思いやり』って…なんだろう?」(42~45ページ)
「太陽みたいにきらきら輝く生涯のたからもの」(46~49ページ)
「同じ一人の人間として」(50~53ページ)
「いろいろな立場があり考えがある」(54~57ページ)
「コミュニケーションは心のキャッチボール」(58~59ページ)
「悠久の時間の流れ この大自然」(62~65ページ)
「かけがえのない生命」(66~69ページ)
「かみしめたい 人間として生きるすばらしさ」(70~73ページ)
「集団、そして一人一人が輝くために」(82~85ページ)
「縛られたくないのはみんな同じ」(86~89ページ)
「自分だけがよければいい…」(90~93ページ)
「この学級に正義はあるか!」(94~97ページ)
「考えよう『働く』ということ」(98~101ページ)
「家族だからこそ…」(102~105ページ)
「この学校が好き」(106~109ページ)
「ここが私のふるさと」(110~113ページ)
「我が国を愛しその発展を願う」(114~117ページ)
「世界の平和と人類の幸福を考える」(118~121ページ)
おわりに