アジア新風土記(89)マラッカ - 2024.11.15
学童保育指導員ドド先生物語
★映画『ランドセルゆれて』原案
学童保育所は、親が働いている家庭の子どもたちの放課後の生活と安全を守るところ。
その学童保育の発祥の地・大阪で、「ドド先生」と慕われて、子どもらと共に日々の哀歓をつむいで生きるキャリア二〇年の指導員の物語。
あわせて、映画「ランドセルゆれて」を生み出した大阪学童保育連絡協議会の前田美子副会長が、学童保育の歩みと現状、その問題点と今後の展望を解説。
「がんばれクラブ」のあるところ
「がんばれクラブ」の生活
コウイチの入所
トモキのメモ
父母会運営と指導員の現状
姫島のまち、淀川流れるまち
緑陰道路
淀川をさかのぼったサイクリング
ある父親の詩
Ⅱ ドド先生が歩いてきた道
ドド先生が指導員になったワケ
ぶどうゼリー事件
「ドド」は子どもからもらった勲章
「やめたい病」とマラソン
大阪学保連の仲間
わが子のナミダ
“カッコいい存在”めざして
Ⅲ だれかがきっと見守っている
ナオト一家の大事件
どの子もみんな「がんばれ」の子
元父母会長・マカベさん
大阪学保連三十周年記念の取り組み
ヨシヒロという子
「がんばれクラブ」十五周年記念
ガラス割り事件
これからの「がんばれクラブ」
執筆を終えて〈解説〉学童保育がめざすもの
増え続ける学童保育と指導員
戦後、初めて誕生した学童保育は大阪の地
権利としての学童保育を求めて
子どもの発達を担う学童保育指導員
映画「ランドセルゆれて」への想い
おわりに