アジア新風土記(93) マカオの返還25年 - 2025.01.16
憲兵だった父の遺したもの
父娘二代、心の傷を見つめる旅
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父の戦争責任と娘の戦後責任
世代を越えて横たわる「戦争の罪責」に光を当てる!
「中国人民に対し……ひたすらお詫び申し上げます」──父の遺言にしたがって「謝罪の碑」を立て、中国へ贖罪に旅立った娘の記録。
父の遺言をめぐって
父というひと
父の昔を知りたくて
父の同僚を探し当てる
「なぜあなたはお父さんに聞こうとしなかったのか?」
大切な人の死と恐怖のテレビ出演
碑を立てる
第二章 自分を見つめる旅
何かを求めて
カウンセリングを受ける
自分を豊かに表現したい
小説で追及した「父の罪」
第三章 被害と加害のはざまで
被害者の声
加害者の声
東史郎さんと元山俊美さんのこと
地域でのささやかなとりくみ
第四章 中国への謝罪を伝える旅
「緑の贖罪」の旅
再び北京へ
東寧への旅
第五章 戦後世代の胸の空白
まわりの人たちへ
戦後世代の胸の空白
願うこと
私の「心の旅」を振り返って──小柳茂子さんとの対話
「親の陰影部を子が受け継ぐ」こと
流れがサポートする?
不思議だなあ
おわりに