アジア新風土記(89)マラッカ - 2024.11.15
コンクリート診断士試験 四択問題短期集中講座
カラー写真+シノダ・レジュメ+厳選問題
コンクリート診断士試験は公益社団法人 日本コンクリート工学会が実施する資格試験で、2001年に創設されたもので、コンクリート構造物の維持管理の重要性が認識されている現在、国土交通省の民間資格制度に登録されるなど、その需要・期待が高まっています。
コンクリート診断士の資格は、コンクリートの診断・維持管理の知識、技術を保有していると認められたものに与えられますが、合格率は毎年15%程度と低く、難関資格です。
試験問題は4肢択一と記述式から構成されますが、本書は4肢択一問題を効率よく学習し、合格点を確保することを主眼に、「写真で見るコンクリート」、「レジュメ」、「厳選過去問題」の3部構成としました。
「写真で見るコンクリート」は診断の主要構造物である橋梁、初期欠陥および劣化、補修等を分かりやすく掲載し、視覚的な学習を可能としています。
「シノダ・レジュメ」は専門分野や計算問題の学習の効率的に進めることができるように、著者が代表をつとめる日本コンクリート技術社にて開催された講習会資料をまとめました。構造物の変状から劣化、対策等の専門知識を習得することができます。
「厳選問題」は過去問と同一、あるいはほぼ同一問題の出題が多くなっている現況を踏まえ、オリジナルの問題を24問作成しました。計算問題は出題の分野が比較的に限定されており、丁寧な解説により正解への道が開けます。
コンパクトにまとめてあるので、通勤時間での学習や、試験直前の試験会場でも活用できます。繰り返し学習をして、短時間で記憶に残し、本番に取り組むことでポイントアップを可能にすることが肝要です。
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橋梁の種類
橋梁の上部工・下部工
PC橋と外ケーブル工法
初期欠陥
ひび割れ
アルカリシリカ反応・中性化
塩害
凍害・溶出・温度変化による目地の劣化
地震による損傷(土木構造物)
地震による損傷(建築構造物)
橋脚の補強
床版の下面増厚工法
再アルカリ化工法・中性化試験
脱塩工法・コンクリート強度試験・鉄筋探査
ソフトコアリングによるコンクリート強度の推定
「シノダ・レジュメ」
1.変状と劣化の機構
1-1 初期欠陥
1-2 ひび割れ
1-3 鉄筋コンクリート(RC)梁
1-4 中性化
1-5 塩害
1-6 アルカリシリカ反応、凍害、水掛かり
1-7 化学的腐食と疲労
1-8 溶出・摩耗と火災
2.調査
2-1 規格・基準等
2-2 コンクリートの圧縮強度
2-3 ひび割れ、はく離、空洞
2-4 かぶり・埋設物
2-5 中性化深さ・塩化物イオンの測定
2-6 鉄筋腐食の判定
2-7 コンクリートの配合推定・ASR 調査方法
2-8 セメント水和組織の微細構造
2-9 ASR の分析判断
2-10 疲労による損傷
3.補修・補強
3-1 補修の目的・ひび割れ補修工法
3-2 補修工法
3-3 電気化学的補修工法
3-4 補修・補強材料
3-5 補強工法
4.構造物
4-1 トンネル
4-2 橋梁