アジア新風土記(89)マラッカ - 2024.11.15
橋下主義解体新書
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独裁主義・新自由主義・競争第一主義など、さまざまな角度から批判される「日本維新の会」の橋下徹氏。弁護士・TVタレントだった橋下氏が、08年の大阪府知事選に立候補、当選して政治の世界に足を踏み入れてから、大阪市長就任・「日本維新の会」の代表代行に就任するまでの言動・政策を克明に分析し、いわゆる「橋下主義」とは何か、その本質を明らかにする!
総選挙は、自公の圧勝で終わりました。日本の政治の第3極として、今や日本政治のメインストリーム(本流)を歩く「日本維新の会」の橋下徹氏。
特に注目していただきたいのは、「勝者が正義である」というような特異な「競争観」「能力観」に裏打ちされた新自由主義と、「君が代斉唱」の強制にみられる復古的国家主義の二つは相反するもので、論理的な整合性を持ち得ません。
著者はこの対立・矛盾が橋下氏と日本維新の会にとって「命取り」となり、やがて「橋下主義」の崩壊に至るという道すじを予測しています。
橋下主義」とは何か、その本質を見きわめるために徹底的に分析・批判を加えた本書は、多くの橋下批判の本の中でも決定版と言えるものです。
Ⅰ 「橋下主義」を構成する異常な特質
Ⅱ 自治体民主主義に襲いかかった橋下流独裁主義
Ⅲ 憲法を公然と蹂躙する「ハシズム」の暴政
Ⅳ 橋下流略奪ビジョンに襲われた大阪の惨劇
Ⅴ 破綻に向かう虚構の大阪都構想
Ⅵ 新自由主義的反動「橋下バブル」の破裂するとき
エピローグ――橋下主義の近未来